和歌山市感染症情報センター　速報

和歌山市内において臨床診断での「麻しん」の届出及び情報提供がありました。（22ｗ　17歳　男性）
行政検査にて検査診断をすすめたところ、ＰＣＲ検査にてウイルスが検出されず、また、ＩｇＭ抗体の陽転、ＨＩ抗体およびＩｇＭ抗体の有意上昇が認められなかったため、「麻しん」の届出を削除としましたので、お知らせします。

これで、2010年の「麻しん」届出患者数は　0　となりました。

今後とも、麻しんを疑った場合や麻しんと臨床診断した場合、２４時間以内に保健所へ連絡いただき、民間の検査機関等でのIgM抗体、IgG抗体の測定とともに、行政検査体制のご活用をお願いいたします。

全国のインフルエンザによる重症患者・死亡者の概況をお知らせします。
■全国の概況（平成22年7月6日時点）→　ファイル 163-1.pdf

和歌山市インフルエンザサーベイランス26週（6/28～7/4）が集計されました。
26週　定点あたり患者数　0.00 →　 ファイル 162-1.pdf

全国のインフルエンザによる重症患者・死亡者の概況をお知らせします。
■全国の概況（平成22年6月29日時点）→　ファイル 161-1.pdf

和歌山市インフルエンザサーベイランス25週（6/21～6/27）が集計されました。
25週　定点あたり患者数　0.00 →　 ファイル 160-1.pdf

和歌山市内において確認した新型インフルエンザ患者の検体に対して改めて薬剤感受性の確認検査を実施したところ、１検体よりオセルタミビル・ペラミビル 耐性を示すウイルスが確認されましたのでお知らせします。
1.検査結果
　●遺伝子解析（和歌山市衛生研究所）
　　オセルタミビル(商品名タミフル) 耐性マーカーH275Y　検出
　●薬剤感受性試験（国立感染症研究所）
　　オセルタミビル(商品名タミフル) 耐性　確認
　　ペラミビル（商品名ラピアクタ）耐性　確認
　　ザナミビル（商品名リレンザ）感受性　確認
2.患者の概要
　２１歳　男性　基礎疾患：なし

全国のインフルエンザによる重症患者・死亡者の概況をお知らせします。
■全国の概況（平成２２年６月22日時点）→　ファイル 158-1.pdf

和歌山市インフルエンザサーベイランス24週（6/14～6/20）が集計されました。
24週　定点あたり患者数　0.00 →　ファイル 157-1.pdf

和歌山市内において６月初旬ごろから「長期に続く咳症状患者」の報告が複数寄せられています。また学校・施設等においても集団発生事例が報告されている状況です。原因病原体については、医療機関、国立感染症研究所の専門家の協力を受けながら検査中です。現在のところ原因は不明ですが、疫学的な情報では、主に飛沫感染による感染経路が考えられ、集団生活において急速な感染拡大が危惧されております。
同様の患者がありましたら、情報提供いただきますようお願いします。
また、集団の中で感染拡大の恐れがありますので、医療機関、施設等における感染対策にご留意ください。
詳細

和歌山市内において　腸管出血性大腸菌感染症　の発生がありましたのでお知らせします。
●２０歳代　女性　届出6/19　（無症状病原体保有者）　Ｏ１５７・ＶＴ２