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ウイルスサーベイランス(薬剤感受性試験)

和歌山市において、インフルエンザが2011年第1週に入り定点当患者数が1.73となり流行の始まりと考えられます。今シーズン市内ウイルスサーベイランスでは9割近くがA/H1(新型)が検出されている状況です。
昨シーズン、流行株のほとんどは、オセルタミビル(商品名タミフル)およびザナミビル(商品名リレンザ)に対して感受性であるが、散発的には、オセルタミビル耐性株が国内外で検出され、市内でも2例検出されました。これら耐性株のほとんどは、オセルタミビルの予防投与または治療投与中のケースから散見され、現時点では、耐性株がヒトからヒトへと感染伝播した例はほとんど無く、感染拡大は認められていません。
今シーズンにおいても、市内の耐性株の発生状況を定期的に把握していますので情報提供いたします。
採取日  2010/11/15~12/6
検体数  9件体
結  果  オセルタミビル(商品名タミフル)に対して感受性(9検体全て)

全国の重症患者・死亡者の概況(1月12日時点)

全国のインフルエンザによる重症患者・死亡者の概況をお知らせします。
■全国の概況(平成23年1月12日時点)→ ファイル 243-1.pdf

1W インフルエンザサーベイ

和歌山市インフルエンザサーベイランス1週(1/3~1/9)が集計されました。
流行の始まりの目安としての定点当り患者数「1.00」を超え1.73の報告を受けました。→ ファイル 242-1.pdf

【1Wウイルスサーベイ】
検査数 9件 ( A/H1 8件 ・ A/H3 1件 )

全国の重症患者・死亡者の概況(1月5日時点)

全国のインフルエンザによる重症患者・死亡者の概況をお知らせします。
■全国の概況(平成23年1月5日時点)→ ファイル 241-1.pdf

52W インフルエンザサーベイ

和歌山市インフルエンザサーベイランス52週(12/27~1/2)が集計されました。
52週 定点あたり患者数 0.47 → ファイル 240-1.pdf

【52Wウイルスサーベイ】
病原体定点より情報提供があったインフルエンザ患者(迅速キットA+)10名
PCR検査を実施しました。
①60歳代 男性 A/H1(新型)
②小学生 女性 A/H1(新型)
③40歳代 女性 A/H1(新型)
④40歳代 男性 A/H1(新型)
⑤20歳代 男性 A/H1(新型)
⑥20歳代 男性 A/H1(新型)
⑦30歳代 男性 A/H1(新型)
⑧30歳代 女性 A/H1(新型)
⑨30歳代 男性 陰性
⑩30歳代 女性 A/H1(新型)

51W インフルエンザサーベイ

和歌山市インフルエンザサーベイランス51週(12/20~12/26)が集計されました。
51週 定点あたり患者数 0.07 → ファイル 239-1.pdf

【51Wウイルスサーベイ】
市内医療機関より情報提供があったインフルエンザ患者(迅速キットA+)14名
PCR検査を実施しました。
①小学生 男性 A/H1(新型)
②70歳代 男性 A/H1(新型) [入院患者]
③高校生 女性 A/H1(新型)
④中学生 男性 A/H1(新型)
⑤保育園 男性 A/H1(新型)
⑥幼稚園 女性 陰性
⑦40歳代 男性 A/H3(香港)
⑧小学生 女性 A/H1(新型)
⑨保育園 女性 A/H1(新型)
⑩保育園 女性 A/H1(新型)
⑪30歳代 男性 A/H1(新型)
⑫40歳代 男性 A/H1(新型)
⑬20歳代 女性 A/H1(新型)
⑭20歳代 女性 A/H1(新型)

50W インフルエンザサーベイ

和歌山市インフルエンザサーベイランス50週(12/13~12/19)が集計されました。
50週 定点あたり患者数 0.07 → ファイル 238-1.pdf

【50Wウイルスサーベイ】
市内医療機関より情報提供があったインフルエンザ患者(迅速キットA+)7名
PCR検査を実施しました。
①中学生 男性 陰性
②幼 児 女性 A/H3(香港)
③高校生 女性 A/H1(新型)
④20歳代 男性 A/H1(新型)
⑤40歳代 男性 A/H1(新型)
⑥乳 児 女性 A/H1(新型)
⑦中学生 女性 A/H1(新型)

野生のナベヅル H5N1検出について

この度、鹿児島県出水市の国指定鳥獣保護区内において確認されたナベヅルの衰弱個体(その後死亡)から、H5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された旨の発表が環境省よりありましたので、情報提供します。(今後、強毒性であるか否かが決定される予定。)
プレス資料→ ファイル 237-1.pdf

動物園における高病原性鳥インフル疑い事例について

富山県高岡市の動物園において飼育されていたコブハクチョウが高病原性鳥インフルエンザに感染している疑いがある旨の発表が農林水産省よりありましたので、情報提供します。(現在、リアルタイムPCR検査において、H5亜型が確認されており、今後、N亜型が決定される予定。)

野生のコハクチョウ H5N1検出について

鳥取県米子市安倍において確認された野生のコハクチョウの衰弱個体(その後死亡)から、強毒性のH5N1亜型鳥インフルエンザウイルスが検出されたことについて、環境省より発表がありましたので情報提供いたします。
プレス資料→ ファイル 235-1.pdf