記事一覧

デング熱(4類感染症)

デング熱 の届出がありましたのでお知らせします。
●40歳代 女性 届出11/26  行政検査(PCR)にて 1型確認
 海外渡航歴あり

感染性胃腸炎(警報)

感染症発生動向調査45W(11/05~11/11)において感染性胃腸炎が180の報告を受け定点当り20.00となり警報基準値(20)となりました。
10月下旬ごろから、学校、保育施設、高齢者施設等において集団発生が報告されノロウィルスが検出されています。今シーズンは比較的早く増加傾向が認められます。
今後の発生動向にご留意いただくとともに、各家庭、また施設、学校等における集団生活においての感染予防対策のご指導および院内感染対策の徹底をしていただきますようお願いいたします。

アメーバ赤痢(五類感染症)

アメーバ赤痢(腸管アメーバ) の届出がありましたのでお知らせします。
●30歳代 男性 届出11/14 

レプトスピラ症(4類感染症)

レプトスピラ症 の届出がありましたのでお知らせします。
●60歳代 男性 届出10/5  行政検査(抗体陽転)にて 確認

日本紅斑熱(4類感染症)

日本紅斑熱 の届出がありましたのでお知らせします。
●60歳代 女性 届出10/5  行政検査(PCR)にて 確認

新種のコロナウイルスによる感染症

この度、英国において、サウジアラビアへの渡航歴があり、腎不全を伴う急性呼吸器症状を示すカタール人患者から新種のコロナウイルスが確認されました。またサウジアラビア人患者から分離され、オランダにおいて同定されたウイルスとほぼ同一であったことがWHOより情報提供がありました。このことを受け、下記の要件に該当する患者を診察した場合は、情報提供いただきますようお願いいたします。

(情報提供いただきたい患者の要件)
38℃以上の発熱と咳を伴う急性呼吸器症状を呈し、入院治療が必要又は下気道病変の疑いがある(臨床的又は放射線学的に肺浸潤の証拠がある)者であり、今年6月1日以降にサウジアラビア又はカタールに渡航又は居住していた者。
ただし、他の感染症によること又は他の病因が明らかな場合は除く。

検疫所HP(渡航者向け健康情報)
検疫所HP(医療関係者ニュース)

風しん (検査診断)

38Wにおいて「風しん」の届出がありましたのでお知らせします。
● 35歳 男性 IgM検査診断(発症日9/11) ・ 予防接種歴 不明
※平成24年 和歌山市内における「風しん」の届出数はこの症例を含め7件です。

風しん (臨床診断)

37Wにおいて「風しん」の届出がありましたのでお知らせします。
● 45歳 男性 臨床診断(発症日9/4) ・ 予防接種歴 不明
※平成24年 和歌山市内における「風しん」の届出数はこの症例を含め6件です。

日本紅斑熱(4類感染症)

日本紅斑熱 の届出がありましたのでお知らせします。
●60歳代 男性 届出8/29  行政検査(PCR)にて 確認
  
日本紅斑熱は、和歌山県では毎年数件~十数件程度、本年、現在までに8件(当事例含む)報告されています。主に県南部を中心に春から晩秋にかけて報告があります。当該患者は、県北部における野山の散策歴があり、県北部でも紅斑熱を引き起こすリケッチアを保有するマダニの生息が考えられ、感染の可能性があります。
適切な治療が遅れると重症化することがあり、予防と早期発見・早期治療が重要ですので、感染が疑われる症例があった場合は情報提供お願いたします。

チクングニア熱 輸入症例

チクングニア熱(4類感染症)については、これまでのところ日本国内での感染例は認められていませんが、東南アジア諸国等に旅行し帰国後発症した例が2011年は10例、今年は現在までに和歌山県内の報告例はありませんが、神奈川県・福岡県・千葉県それぞれ1例、計3例報告されています。
チクングニヤ熱はヒトからヒトに感染はしませんが、媒介するヒトスジシマカ(ヤブカ)は国内に広く分布しており、特にこの季節は蚊の活動が活発に時期ですので、輸入症例を契機に国内感染の恐れがあります。
海外渡航歴があり、かつ、発熱・関節痛・発疹等「チクングニア熱」が疑われる症例があった場合には情報提供いただきますようお願いいたします。
国立感染症研究所 チクングニア熱
微生物検出情報 チクングニア熱の輸入症例(千葉市)
微生物検出情報 チクングニア熱の輸入症例(福岡市)
チクングニア熱媒介対策に関するガイドライン