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今冬のインフルエンザ総合対策

この冬のインフルエンザの流行シーズンに備え、国において「今冬のインフルエンザ総合対策」がとりまとめられました。
インフルエンザは昨シーズンまでA/H1が大きく流行しが、今シーズンについてはA/H1・A/H3・Bのいずれも流行の可能性があります。
和歌山市においては、今シーズン(43W)最初の集団発生事例ではA/H3の流行が確認されました。A/H3は2006年(5年前)より大きな流行は認められておらず、現在6歳までの小児の大多数がA/H3未罹患者と考えられるため、今冬は未就学児を中心に重点的に啓発に取り組みます。
また、和歌山市感染症情報センターにおいて市民向け、学校・施設向け、医療機関向けページを作成しておりますので、参照の上、インフルエンザ対策にご協力願います。
今冬のインフルエンザ総合対策(厚労省)

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ肺炎は、5類感染症、基幹定点把握疾患です。全国情報によると、通年に比べ今年は25週より比較的多い状態が継続しており、40週以降は定点当り患者数が1.00を超えた状態が継続しています。和歌山市においても、38週より連続した患者報告を受けています。
治療はマクロライド系抗菌薬(ML)が第1選択薬とされていますが、以前よりML耐性株の存在が報告されており、流行年に耐性率が上昇してきている報告もあります。
また、市内においても、マイコプラズマIgM(+)患者がML投薬後、症状が改善されない報告が複数ありますのでお知らせいたします。
今年は、報告が多い水準を保ちながら増加傾向となる時期を迎えるため注意が必要です。

■IDWR感染症週報 43週 注目すべき感染症 → ファイル 420-1.pdf

●小児におけるマクロライド高度耐性・肺炎マイコプラズマの大流行(IASR・2011/10/25)
●マイコプラズマ肺炎の抗菌薬治療(IASR 2007/2月)
●和歌山市内の状況

45W インフルエンザサーベイ

和歌山市インフルエンザサーベイランス45週(11/7~11/13)が集計されました。
45週 定点あたり患者数 0.00 → ファイル 419-1.pdf

全国のインフルエンザ発生状況(44W)

全国のインフルエンザ発生状況お知らせします。
■全国の状況(44W)→ ファイル 418-1.pdf

新型インフルエンザの診療に関する研修会(資料)

去る11月6日(日)に厚生労働省主催で、「新型インフルエンザの診療に関する研修会」が開催されました。この研修会は医師、医療従事者に向けて、今回の新型インフルエンザ(A/H1N1)に対するわが国の対応を振り返るとともに、鳥インフルエンザ(H5N1)の流行状況や症例報告等をもとに、今後発生が予想される病原性の高い新型インフルエンザの診療に関する課題について行われました。この度、この研修に関する資料が公開されましたのでお知らせいたします。

新型インフルエンザの診療に関する研修(2011年11月6日開催)資料

44W インフルエンザサーベイ

和歌山市インフルエンザサーベイランス44週(10/31~11/6)が集計されました。
44週 定点あたり患者数 0.00 → ファイル 416-1.pdf

全国のインフルエンザ発生状況(43W)

全国のインフルエンザ発生状況お知らせします。
■全国の状況(43W)→ ファイル 415-1.pdf

43W インフルエンザサーベイ

和歌山市インフルエンザサーベイランス43週(10/24~10/30)が集計されました。
43週 定点あたり患者数 0.40 → ファイル 414-1.pdf

※44W(11/2現在)ウイルスサーベイ 速報
 ・4歳 男 A/H3

感染症発生届出Navi

感染症対策において地域における発生・流行状況の把握が感染症対策の大きな柱となり、感染源・感染経路の究明を迅速に進め、分析・情報提供していくことが大切です。そのため、感染症の発生動向は医療機関からの速やかな情報が最も重要と考えております。
この度、和歌山市感染症情報センターではスマートフォンやタブレットPC等で届出疾患情報を検索できるように専用ページ(感染症発生届出Navi)を作成しました。感染症患者診断時にはぜひ、当ページをご活用いただき、引き続き、届出及び情報提供いただきますようお願いいたします。
感染症発生届出Naviファイル 413-1.gif

全国のインフルエンザ発生状況(42W)

全国のインフルエンザ発生状況お知らせします。
■全国の状況(42W)→ ファイル 412-1.pdf