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麻しんの対応について

麻しんの広域的発生を受け、対応をお願いしているところですが、各種ガイドライン、確保いただきたい検体などをHPに掲載しましたので、お知らせします。

■麻しんの広域的発生について(和歌山市感染症情報センター)

麻しんの広域的発生について

現在、渡航歴のある患者や、その接触者からの麻しん患者の発生が散見されています。広範囲の不特定多数の者に接触した事例についても報じられており、和歌山市においても第33週に1名の届出がありました。今後も広範な地域において麻しん患者が発生し、医療機関を受診する可能性があります。
全国的にも、届出数が増加していることから、今後の発生動向と、発熱や発しんを呈する患者が受診した際は予防接種歴の確認など、ご留意いただきますようお願いいたします。
なお、「麻しん」と臨床診断した場合は直ちに情報提供いただくとともに、精度の高い麻しんの検査診断と感染防止対策を進めるために、PCRによる行政検査を行いますのでぜひ急性期の検体採取にもご協力お願いいたします。

■麻しんに関する緊急情報(国立感染症研究所)

ジカウイルス感染症の診療に関するQ&A

この度、国立感染症研究所においてジカウイルス感染症の診療に関するQ&Aが作成されました。また、「蚊媒介感染症の診療ガイドライン」についても新たな知見を踏まえて、第3版に改訂されていますので、お知らせします。
つきましては、渡航歴や臨床症状等の要件を参考に、ジカ熱の可能性が考えられる患者を診察した場合には、引き続き情報提供をお願いします。

■ジカウイルス感染症の診療に関するQ&A→ファイル 926-1.pdf
■蚊媒介感染症の診療ガイドライン(第3版)→ファイル 926-2.pdf

後天性免疫不全症候群(五類感染症)

34Wにおいて届出がありましたのでお知らせします。
●後天性免疫不全症候群(その他) 40歳代 男性

麻しん(検査診断)

麻しんの届出がありましたので情報提供いたします。

● 23歳 女 
 発病日 8/9~ 発熱・発疹・ 咳・ 鼻汁・結膜充血・眼脂・肺炎
 予防接種歴 不明
 診断日 8/17  PCRによる検査診断(咽頭ぬぐい液・血液)

現在、接触者については健康観察を実施していますが、臨床上「麻しん」が疑われる患者を診療した場合は直ちに情報提供いただきますようご協力お願いいたします。

薬剤耐性アシネトバクター感染症(五類感染症)

31Wにおいて届出がありましたのでお知らせします。
●70歳代 男性

梅毒(五類感染症・全数把握疾患)

30Wにおいて届出がありましたのでお知らせします。
●梅毒(早期顕症梅毒Ⅰ期) 20歳代 女性

破傷風(五類感染症)

28Wにおいて届出がありましたのでお知らせします。
●破傷風 90歳代 女性

劇症型溶血性レンサ球菌感染症 (五類感染症)

22Wにおいて届出がありましたのでお知らせします。
●80歳代 女性 血清群:不明

梅毒(五類感染症・全数把握疾患)

21Wにおいて届出がありましたのでお知らせします。
●梅毒(早期顕症梅毒Ⅱ期) 20歳代 女性