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風しん (臨床診断)

7Wにおいて「風しん」の届出がありましたのでお知らせします。
● 33歳 男性 臨床診断(発症日2/7) ・ 予防接種歴 不明

※平成25年 和歌山市内における「風しん」の届出数はこの症例が1件目です。

鳥インフルエンザA(H7N9)の発生状況について

1月30日の政府の情報によりますと、昨年3月末の中国政府の感染の公表から、感染が確定した者244名(うち死亡者57名)となっており、その内昨年10月以降の確定者は109名とさらに増加しています。
現在、感染源は未確定ですが、生きた家禽類等との接触による可能性が高いといわれています。また、持続的な ヒト-ヒト感染は認められていません。

政府の情報(H26.1.30)→ファイル 735-1.pdf

鳥インフルエンザA(H7N9)リスクアセスメント(国立感染症研究所)

現在、鳥インフルエンザA(H7N9)は指定感染症に定められていますので、発生地域等への渡航歴があり、かつA型インフルエンザを診断した場合は直ちに情報提供お願いいたします。

デング熱の国内感染疑いの症例について(追加情報提供)

先日、昨年夏に日本国内でデング熱(四類感染症)に感染した可能性のあるドイツ人患者について、情報提供しましたが、この度、、診断検査を実施したドイツのベルンハルト・ノホト熱帯医学研究所の研究者らにより、当該患者に関する更なる詳細がまとめられ、1月23日付けのユーロサーベイランス(欧州疾病対策センター(ECDC)が発行する週報)に掲載されましたので、その抄訳をお知らせします。

■Eurosurveillance 記事(厚生労働省が仮抄訳)→ファイル 734-1.pdf

日本医師会作成版 診療継続計画(案)

新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく特定接種に関する医療関係者の登録についてお願いしていたところですが、登録条件の1つである、診療継続計画の日本医師会作成版の提供を受けましたので、お知らせします。
作成例は特定接種のページに掲載しておりますのでご参照ください。

インフルエンザウイルスサーベイ (薬剤感受性検査)

ウイルスサーベイランスを実施している検体の中からA/H1pdm 遺伝子が検出された検体の薬剤感受性検査を実施しましたので、検出結果をお知らせします。
■12/24~1/21までに採取した9検体 (全て薬剤感受性あり)

インフルエンザ 流行注意報

和歌山市感染症発生動向調査によると第3週(1/13~1/19)においてインフルエンザの報告が205(定点当り患者数13.67)となり注意報レベル(10)を超えました。
今シーズン、第52週ごろから流行の兆しがあり、第1週ごろからは高齢者施設等における集団発生も複数報告を受けています。また、第4週に入り小学校等の学級閉鎖等の報告も急増しているため、今後さらに大きな流行の可能性があります。

また、流行株については、昨シーズンはA/H3の流行でしたが、今シーズンについては  A/H1(pdm09)・ A/H3(香港型) いずれも同等に検出されており、混合流行の様相がうかがわれ、全ての年齢の方が注意する必要があります。
現在、入院例については10歳未満の症例がほとんどで、いずれもA/H1が検出されています。小児の重症化についても、ご留意いただきますようお願いします。

今シーズン(2013-14)の状況

鳥インフルエンザA(H7N9)の発生状況

12月26日の政府の情報によりますと、昨年3月末の中国政府の感染の公表から、感染が確定した者147名(うち死亡者47名)となっており、その内昨年10月以降の確定者は12名です。
■鳥インフルエンザA(H7N9)への対応 H25.12.26 →ファイル 730-1.pdf

さらに、この情報以降、新たに22名(内死亡者2名)の感染が公表されています。(1/15現在)
■厚労省 検疫所

現在、鳥インフルエンザA(H7N9)は指定感染症に定められていますので、発生地域等への渡航歴があり、かつA型インフルエンザを診断した場合は直ちに情報提供お願いいたします。

デング熱の国内感染疑い例の報告について

この度、ドイツ政府機関(ロベルト・コッホ研究所)より、昨年8月下旬に日本を周遊して帰国したドイツ人患者で、デング熱の感染が確認された旨、情報提供がありました。日本の専門家による検討の結果、当該患者が感染した場所の特定にはいたりませんでしたが、日本国内で感染した可能性は否定できないとの結論が得られましたのでお知らせします。

詳しくは→ファイル 729-1.pdf

感染症集団発生の状況

平成26年 第1週において、インフルエンザ及び感染性胃腸炎による高齢者施設での集団発生の報告を複数受けております。
つきましては、市内における集団発生の状況を、ホームページ上に随時更新していますのでご確認願います。

《掲載先》
和歌山市感染症情報センター トップページ → 感染症発生動向調査
 →感染症集団発生の状況→平成26年 (2014年)  感染症 集団発生の状況

インフルエンザウイルスサーベイ

市内医療機関よりインフルエンザの情報があった検体について、PCR検査を実施しましたのでお知らせします。

■ 10歳 男 発病日12/26 迅速キットA(+) PCR検査 A/H1(pdm09)
■ 32歳 男 発病日12/28 迅速キットA(+) PCR検査 A/H1(pdm09)
■ 85歳 女 発病日 1/7 迅速キットA(+) PCR検査 A/H3(香港)