記事一覧

A型肝炎 発生動向

全国でA型肝炎の患者報告数が、平成19年以降は年間150例前後で推移してきましたが、本年は、第9週までに102例の届出があります。和歌山市においても年間1~2例で推移していますが、本年は9週までに2例の届出を受けています。
また、患者の糞便検体を確保し病原体の検査及び疫学調査を実施していますが、現時点では全てが共通の株での流行ではなく、感染源等を調査中です。
つきましては、現在のA型肝炎の発生状況を鑑み、A型肝炎患者を診療した場合は直ちに届出頂くとともに糞便検体の確保についてもご協力お願いいたします。

SFTSウイルスの国内分布調査結果(第二報)

厚生労働科学研究「SFTS の制圧に向けた総合的研究(研究代表者 倉田 毅)」において、マダニ及び野生動物等におけるSFTS ウイルスの国内分布を昨年5月より調査しており、その調査結果を第一報として昨年8月に公表されました。
この度、調査結果の第二報が情報提供されましたので、お知らせいたします。
■調査結果(第2報)→ファイル 741-1.pdf
■調査結果(第1報)→ファイル 741-2.pdf

A型肝炎(四類感染症) 

和歌山市内において A型肝炎 の届出がありましたのでお知らせします。
●60歳代 男性 届出 2/20 

破傷風(五類感染症)

8Wにおいて届出がありましたのでお知らせします。
●破傷風 60歳代 女性

A型肝炎(四類感染症) 

和歌山市内において A型肝炎 の届出がありましたのでお知らせします。
●60歳代 男性 届出 2/17 

麻しん患者の増加

全国的に本年1週から6週までに、昨年の同時期の報告(32例)を大幅に上回る83例の届出が報告されています。
特にフィリピンで麻しんが疑われる患者報告が増加しており、国内においてもフィリピンでの感染が疑われる症例の届出が多くみられます。

つきましては、定期の予防接種対象者に対する積極的な勧奨及び、海外渡航歴、特にフィリピンへの渡航歴がある発熱者等に対して麻しんの発症を念頭においた注意深い対応をお願いいたします。また、臨床的に麻しんが疑われる患者を診療した場合は、行政検査を実施する体制を整えていますので、直ちに情報提供お願いします。

風しん (臨床診断)

7Wにおいて「風しん」の届出がありましたのでお知らせします。
● 33歳 男性 臨床診断(発症日2/7) ・ 予防接種歴 不明

※平成25年 和歌山市内における「風しん」の届出数はこの症例が1件目です。

鳥インフルエンザA(H7N9)の発生状況について

1月30日の政府の情報によりますと、昨年3月末の中国政府の感染の公表から、感染が確定した者244名(うち死亡者57名)となっており、その内昨年10月以降の確定者は109名とさらに増加しています。
現在、感染源は未確定ですが、生きた家禽類等との接触による可能性が高いといわれています。また、持続的な ヒト-ヒト感染は認められていません。

政府の情報(H26.1.30)→ファイル 735-1.pdf

鳥インフルエンザA(H7N9)リスクアセスメント(国立感染症研究所)

現在、鳥インフルエンザA(H7N9)は指定感染症に定められていますので、発生地域等への渡航歴があり、かつA型インフルエンザを診断した場合は直ちに情報提供お願いいたします。

デング熱の国内感染疑いの症例について(追加情報提供)

先日、昨年夏に日本国内でデング熱(四類感染症)に感染した可能性のあるドイツ人患者について、情報提供しましたが、この度、、診断検査を実施したドイツのベルンハルト・ノホト熱帯医学研究所の研究者らにより、当該患者に関する更なる詳細がまとめられ、1月23日付けのユーロサーベイランス(欧州疾病対策センター(ECDC)が発行する週報)に掲載されましたので、その抄訳をお知らせします。

■Eurosurveillance 記事(厚生労働省が仮抄訳)→ファイル 734-1.pdf

日本医師会作成版 診療継続計画(案)

新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく特定接種に関する医療関係者の登録についてお願いしていたところですが、登録条件の1つである、診療継続計画の日本医師会作成版の提供を受けましたので、お知らせします。
作成例は特定接種のページに掲載しておりますのでご参照ください。