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麻しん 6例目

本日、1名の届出がありましたので情報提供いたします。
和歌山市内の届出はこの症例を含め6件です。
今後、更なる感染拡大が危惧されますので、今後の発生動向にご留意ください。
● 3歳 女 MR接種歴1回(1歳時) 発病日3月21日
      PCRによる検査診断(咽頭ぬぐい液・血液)

麻しん 4例目・5例目

本日さらに2名の届出がありましたので情報提供いたします。
和歌山市内の届出はこの症例を含め5件です。
今後、更なる感染拡大が危惧されますので、今後の発生動向にご留意ください。

● 5歳 男 MR接種歴1回(1歳時) 発病日3月17日
      PCRによる検査診断(咽頭ぬぐい液・血液・尿)
● 4歳 女 MR接種歴1回(1歳時) 発病日3月19日
      PCRによる検査診断(咽頭ぬぐい液・血液)

麻しん 3例目

本日さらに1名の届出がありましたので情報提供いたします。
和歌山市内の届出はこの症例を含め3件です。
今後、更なる感染拡大が危惧されますので、今後の発生動向にご留意いただき、「麻しん」と臨床診断した場合は直ちに情報提供いただき、また精度の高い麻しんの検査診断と感染防止対策を進めるために、PCRによる行政検査を行いますのでぜひ急性期の検体採取にご協力お願いいたします。

● 5歳 女 MR接種歴1回(1歳時) 発病日3月21日
      PCRによる検査診断(咽頭ぬぐい液・血液)

麻しん 2例目

先日、麻しんの届出が3月21日(発病日3/15)1名報告しましたが、さらに本日1名の届出がありましたので情報提供いたします。
和歌山市内の届出はこの症例を含め2件です。
今後、更なる感染拡大が危惧されますので、今後の発生動向にご留意いただき、「麻しん」と臨床診断した場合は直ちに情報提供いただき、また精度の高い麻しんの検査診断と感染防止対策を進めるために、PCRによる行政検査を行いますのでぜひ急性期の検体採取にご協力お願いいたします。

● 6歳 男 MR接種歴1回(1歳時) 発病日3月17日
      PCRによる検査診断(咽頭ぬぐい液・血液・尿)

麻しん 発生動向

全国で昨年末頃より麻しん患者の増加が報告されており、本年1週~10週までの報告では172件の届出があります。
和歌山市においても本日1件の届出がありましたので情報提供いたします。

1歳6ヶ月 女 MR接種歴なし 発病日3月15日

「麻しん」と臨床診断した場合は直ちに情報提供いただき、精度の高い麻しんの検査診断と感染防止対策を進めるために、PCRによる行政検査を行いますのでぜひ急性期の検体採取にご協力お願いいたします。

《確保いただきたい検体》
①咽頭ぬぐい液(専用ウイルス搬送用培地) or (滅菌スピッツ+生理食塩水1~2cc)
②血液(EDTA加全血 3~5cc程度)
③尿(滅菌スピッツ 10~20cc程度)
①~ ③のうち採取可能な複数検体

麻しん患者の増加

全国的に本年1週から6週までに、昨年の同時期の報告(32例)を大幅に上回る83例の届出が報告されています。
特にフィリピンで麻しんが疑われる患者報告が増加しており、国内においてもフィリピンでの感染が疑われる症例の届出が多くみられます。

つきましては、定期の予防接種対象者に対する積極的な勧奨及び、海外渡航歴、特にフィリピンへの渡航歴がある発熱者等に対して麻しんの発症を念頭においた注意深い対応をお願いいたします。また、臨床的に麻しんが疑われる患者を診療した場合は、行政検査を実施する体制を整えていますので、直ちに情報提供お願いします。

「麻しん」 ガイドライン

麻しんに関する特定感染症予防指針が改正され、平成25年4月1日から適用されますが、この度、国立感染症研究所感染症情報センターから、各ガイドラインの改定等がホームページに掲載されましたので、お知らせいたします。
麻しん対策の実施に当たっては、これらのガイドライン等をご参照いただき、また届出時には「最新の知見に基づく麻疹の検査診断の考え方」が示されていますのでご活用願います。
■医師による麻しん届出ガイドライン 第四版 → ファイル 570-1.pdf
■最新の知見に基づく麻疹の検査診断の考え方 → ファイル 570-2.pdf
■医療機関での麻疹対応ガイドライン 第四版 → ファイル 570-3.pdf

国立感染症研究所感染症情報センター 麻しん対策

麻しんに関する特定感染症予防指針 一部改正

この度、「麻しんに関する特定感染症予防指針」の一部が改正されました。
《改生の概要》
1.改正の趣旨
麻しん報告数の大幅な減少等の変化を受け、麻しん排除に向けた新たな目標の設定や、麻しん患者が1例でも発生した場合の迅速な対応の強化などの改正を行った。
2.改正の内容
(1)目標の改正
平成27年度までに麻しん排除を達成し、世界保健機関による麻しんの排除の認定を受け、かつ、その後も麻しんの排除の状態を維持することを目標とする。
(2)届出・検査・相談体制の充実
麻しんと臨床診断した際には、可能な限り診断後24時間以内に臨床診断としての届出、血清IgM抗体検査等の血清抗体価の測定の実施及びウイルス遺伝子検査(行政検査)の提出にご協力ください。ただし、検査結果等を確認した上で、届出の変更や取り下げをお願いする場合があります。
(3) 定期接種の時限措置の終了と今後の新たな対策
5年間の時限措置の実施により、10代の年齢層に2回目の接種機会(3期・4期)が与えられ、多くの者が接種を受け、当該年齢層の麻しん発生数の大幅な減少と抗体保有率の上昇を認めたことから、当初の目的はほぼ達成することができたと考えられ、時限措置は予定どおり平成24年度をもって終了されます。
今後は、麻しん患者が一例でも発生した場合に、積極的疫学調査の実施や、周囲の感受性者に対して予防接種を推奨することも含めた対応を強化する必要があります。
(4) 第1期及び第2期の定期接種の接種率目標(95%以上)の明確化
麻しんの発生を予防するため、麻しんの予防接種を2回接種することが重要であることから、第1期及び第2期の接種率目標(95%以上)を明確化する。
(5) 国際機関への協力
(6) 排除認定会議の設置
(7) 普及啓発の充実
(8) その他所要の改正

3.交付日 平成24年12月14日   適用 平成25年4月1日から

▲麻しんに関する特定感染症予防指針→ファイル 540-1.pdf

麻しん対策

厚生労働省において第8回麻しん対策推進会議が開催されました。
麻しん対策の取り組みとして、昨年度の麻しんの第1期の予防接種率が95%を超えたことや、PCRによる検査診断が普及してきたこと、集団接種の実施によって予防接種率が向上した例などが報告されました。
また、国立感染症研究所感染症情報センターより
●医師による麻しん届出ガイドライン(第3版)→ファイル 400-1.pdf
●医療機関での麻しん対応ガイドライン(第3版)→ファイル 400-2.pdf
が改定されましたので、お知らせいたします。

麻しん対策推進会議資料

麻しん患者の増加について(続報)

東京都及び神奈川県における麻しん患者の増加について東京都より16週の状況が公表されていますのでお知らせします。
■東京都麻しん発生状況    ■神奈川県麻しん発生状況
またWHOの情報によりますと、4月18日現在、ヨーロッパの33の国で、6,500例を超える麻しん患者が報告され、ヨーロッパでの麻しんの流行も報じられています。
■厚生労働省検疫所
今後、これらの地域を中心に、麻しん患者が増加する可能性や、大型連休をひかえ、市内での発生も懸念されています。
麻しんを疑われる患者様を診断した場合、直ちに情報提供いただきますようお願いいたします。
●和歌山市感染症情報センター(医療機関向けページ)
●和歌山市感染症情報センター(市民向けページ)
●和歌山市感染症情報センター(学校向けページ)