全国的に本年1週から6週までに、昨年の同時期の報告(32例)を大幅に上回る83例の届出が報告されています。
特にフィリピンで麻しんが疑われる患者報告が増加しており、国内においてもフィリピンでの感染が疑われる症例の届出が多くみられます。
つきましては、定期の予防接種対象者に対する積極的な勧奨及び、海外渡航歴、特にフィリピンへの渡航歴がある発熱者等に対して麻しんの発症を念頭においた注意深い対応をお願いいたします。また、臨床的に麻しんが疑われる患者を診療した場合は、行政検査を実施する体制を整えていますので、直ちに情報提供お願いします。