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レジオネラ症(四類感染症)

和歌山市内において レジオネラ症 の届出がありましたのでお知らせします。
●60歳代 男性 届出4/22 肺炎型

デング熱(4類感染症)

デング熱 の届出がありましたのでお知らせします。
●20歳代 男性 届出4/3
 非構造蛋白(NS1)検出・IgM検出・PCRにて DEN-2確認
 海外(フィリピン)渡航歴あり

重症熱性血小板減少症候群 (SFTS) 四類感染症に指定

本日、感染症法施行令の一部を改正する政令が公布されましたので、お知らせいたします。
《改正の概要》
感染症第12条第1項及び第14条第2項に基づく届出の基準等の一部改正
(1)重症熱性血小板減少症候群(病原体がフレボウイルス属SFTSウイルスによるものに限る。) を四類感染症に指定
(2)フレボウイルス属SFTSウイルスを三種病原体に指定

交付日  平成25年2月22日
施行期日 平成25年3月4日

届出基準
発 生 届

ダニからの感染症

現在、重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)を中心にダニからの感染症が報道されています。和歌山市では、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の情報提供は現在ありませんが、日本紅斑熱については平成22年~24年にかけて6例届出されています。これから、春から秋にかけて山菜採り、キャンプ、ハイキング、登山、ゴルフ、農作業など、山や草むらで活動する機会が多くなる季節となりますので、ホームページにて市民に対して啓発を行っていますので、お知らせします。

市民向け啓発ページ

また、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)をはじめ、ダニからの感染症が疑われる症例があった場合は情報提供いただきますようお願いいたします。
《日本紅斑熱・つつが虫病・ライム病等》
臨床的特徴を呈し、症状や所見から疾病が疑われる場合は行政検査にて検査診断を進めますので、情報提供願います。
《SFTS:情報提供を求める患者の要件》
 38度以上の発熱と消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血のいずれか)を呈し、血液検査所見で血小板減少(10万/mm3未満)、白血球減少(4000/mm3未満)及び血清酵素(AST、ALT、LDHのいずれも)の上昇が見られ、集中治療を要する若しくは要した又は死亡した者。
ただし、他の感染症によること又は他の病因が明らかな場合は除く。

レジオネラ症(四類感染症)

和歌山市内において レジオネラ症 の届出がありましたのでお知らせします。
●60歳代 男性 届出2/1 肺炎型

デング熱(4類感染症)

デング熱 の届出がありましたのでお知らせします。
●40歳代 女性 届出11/26  行政検査(PCR)にて 1型確認
 海外渡航歴あり

レプトスピラ症(4類感染症)

レプトスピラ症 の届出がありましたのでお知らせします。
●60歳代 男性 届出10/5  行政検査(抗体陽転)にて 確認

日本紅斑熱(4類感染症)

日本紅斑熱 の届出がありましたのでお知らせします。
●60歳代 女性 届出10/5  行政検査(PCR)にて 確認

日本紅斑熱(4類感染症)

日本紅斑熱 の届出がありましたのでお知らせします。
●60歳代 男性 届出8/29  行政検査(PCR)にて 確認
  
日本紅斑熱は、和歌山県では毎年数件~十数件程度、本年、現在までに8件(当事例含む)報告されています。主に県南部を中心に春から晩秋にかけて報告があります。当該患者は、県北部における野山の散策歴があり、県北部でも紅斑熱を引き起こすリケッチアを保有するマダニの生息が考えられ、感染の可能性があります。
適切な治療が遅れると重症化することがあり、予防と早期発見・早期治療が重要ですので、感染が疑われる症例があった場合は情報提供お願いたします。

チクングニア熱 輸入症例

チクングニア熱(4類感染症)については、これまでのところ日本国内での感染例は認められていませんが、東南アジア諸国等に旅行し帰国後発症した例が2011年は10例、今年は現在までに和歌山県内の報告例はありませんが、神奈川県・福岡県・千葉県それぞれ1例、計3例報告されています。
チクングニヤ熱はヒトからヒトに感染はしませんが、媒介するヒトスジシマカ(ヤブカ)は国内に広く分布しており、特にこの季節は蚊の活動が活発に時期ですので、輸入症例を契機に国内感染の恐れがあります。
海外渡航歴があり、かつ、発熱・関節痛・発疹等「チクングニア熱」が疑われる症例があった場合には情報提供いただきますようお願いいたします。
国立感染症研究所 チクングニア熱
微生物検出情報 チクングニア熱の輸入症例(千葉市)
微生物検出情報 チクングニア熱の輸入症例(福岡市)
チクングニア熱媒介対策に関するガイドライン