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チクングニア熱 輸入症例

チクングニア熱(4類感染症)については、これまでのところ日本国内での感染例は認められていませんが、東南アジア諸国等に旅行し帰国後発症した例が2011年は10例、今年は現在までに和歌山県内の報告例はありませんが、神奈川県・福岡県・千葉県それぞれ1例、計3例報告されています。
チクングニヤ熱はヒトからヒトに感染はしませんが、媒介するヒトスジシマカ(ヤブカ)は国内に広く分布しており、特にこの季節は蚊の活動が活発に時期ですので、輸入症例を契機に国内感染の恐れがあります。
海外渡航歴があり、かつ、発熱・関節痛・発疹等「チクングニア熱」が疑われる症例があった場合には情報提供いただきますようお願いいたします。
国立感染症研究所 チクングニア熱
微生物検出情報 チクングニア熱の輸入症例(千葉市)
微生物検出情報 チクングニア熱の輸入症例(福岡市)
チクングニア熱媒介対策に関するガイドライン