和歌山市内において A型肝炎 の届出がありましたのでお知らせします。
●80歳代 女性 届出1/27
和歌山市内の医療機関の方に対して感染症に関する速報配信を行っています
日本紅斑熱 の届出がありましたのでお知らせします。
●70歳代 男性 届出11/4 行政検査(PCR)にて 確認
日本紅斑熱は、和歌山県では毎年数件~十数件程度、主に県南部を中心に春から晩秋にかけて報告があります。これまで和歌山市内での届出はなく、今年度、40W・41W・44Wに3例の届出があり、いずれも潜伏期間内の旅行歴はなく、市内周辺での感染の可能性が考えられます。
当感染症は紅斑熱を引き起こすリケッチアを保有するマダニに刺咬されることにより感染し、高熱・発疹・刺し口などの症状を呈します。
適切な治療が遅れると重症化することがあり、予防と早期発見・早期治療が重要です。
感染が疑われる症例があった場合は情報提供いただきますようお願いたします。
日本紅斑熱 の届出がありましたのでお知らせします。
●50歳代 女性 届出10/14 行政検査(PCR)にて 確認
感染原因等については不明です。
日本紅斑熱 の届出がありましたのでお知らせします。
●60歳代 男性 届出10/8 行政検査(PCR)にて 確認
感染原因等については不明です。
和歌山市内において レジオネラ症 の届出がありましたのでお知らせします。
●80歳代 男性 届出9/21 肺炎型
患者喀痰よりL.pneumophilaSG1 確認
感染原因等については現在調査中です。
和歌山市内において レジオネラ症 の届出がありましたのでお知らせします。
●40歳代 男性 届出7/26 肺炎型
感染原因等については現在調査中です。
ダニ媒介脳炎については感染症法において四類感染症に位置づけられています。この度、本疾患の理解を深めていただけるよう、厚生労働省より最近の知見等を踏まえて、Q&Aが作成されましたのでお知らせいたします。
Q&A → ファイル 151-1.pdf
届出基準
発生届
A型肝炎の患者報告数については、これまで情報提供してきましたとおり、本年3月以降、例年に比べて多い情況となっています。
この度、国立感染症研究所より、「A型肝炎のDiffuse Outbreakに関する更新情報-3」として情報提供がありましたので、お知らせします。
A型肝炎報告例の臨床像と感染経路(NESID入力内容による)
(2010年第10週~第21週の診断例 n=190)
●年齢(中央値) 6-88歳(49歳)
●性別 男 104(55%) 女 86(45%)
●感染経路 経口161(85%) その他・不明31(15%)
●経口感染経路 カキ56(35%) さしみ・貝類21(13%) その他・不明84(52%)
●劇症肝炎 5例(3%)
●無症候 2例(1%)
詳細→ ファイル 148-1.pdf
※A型肝炎の患者を診療した場合は、患者の糞便検体の確保及び情報提供いただきますようお願い致します。
国内において、A型肝炎の発生報告数は、平成19年以降、年間150例前後で推移してきましたが、今年は、届出患者数が例年に比して増加しており、3月までに、すでに111例の届出がありました。
A型肝炎については、糞便中にウイルスが排出され、患者との接触や水、食品等を介して経口的に感染することから、感染症法及び食品衛生法の双方の観点から必要な情報提供及び届出をお願いしているところですが、感染後の潜伏期間が長く、その感染経路も多岐に渡ることから、聞き取りによる感染源の遡り調査が、非常に困難な場合があります。
このような状況において、感染源の共通性を見出すためには、患者の糞便から分離されるウイルス株の分子疫学的手法を用いた解析を行い、集団発生の動向を確認することが極めて重要となります。
つきましては、A型肝炎の患者を診療した場合は、情報提供及び発生届とともに、患者の糞便検体の確保に努めていただきますようお願い致します。
届出基準 発 生 届
国内において、下記の通り、本年3月からA型肝炎の患者報告数が増加しております。第11週(3月15日~21日)と第12週(3月22日~28日)では、いずれも13件の報告があり、過去3年間の週別報告数と比べて最多となっておりますので、情報提供いたします。
H19 H20 H21 H22
第 1週 0 0 0 1
第 2週 0 0 0 1
第 3週 0 0 1 1
第 4週 2 10 0 2
第 5週 2 4 1 5
第 6週 2 1 1 6
第 7週 4 5 0 3
第 8週 5 0 1 1
第 9週 1 0 2 0
第10週 1 1 1 8
第11週 1 1 0 13
第12週 0 1 1 13
届出基準
発生届