現在、麻しんの広範囲の不特定多数の者に接触した事例について報じられております。今後も広範な地域において麻しん患者が発生する可能性がありますので、引き続き麻しん患者を診療した場合は直ちに情報提供をお願いいたします。
この度、市民向けに啓発用のチラシを作成しましたので、ご活用ださい。
■麻しん啓発チラシ→ファイル 931-1.pdf
和歌山市内の医療機関の方に対して感染症に関する速報配信を行っています
現在、麻しんの広範囲の不特定多数の者に接触した事例について報じられております。今後も広範な地域において麻しん患者が発生する可能性がありますので、引き続き麻しん患者を診療した場合は直ちに情報提供をお願いいたします。
この度、市民向けに啓発用のチラシを作成しましたので、ご活用ださい。
■麻しん啓発チラシ→ファイル 931-1.pdf
全国的に麻しんの患者報告が急増しています。国立感染症研究所感染症疫学センターで2016年1週~33週の麻しん発生動向が取りまとめられましたので、お知らせいたします。麻疹ウイルス遺伝子型については現在2種類の型が検出されています。
■33週 麻しん発生動向 →ファイル 929-1.pdf
■2016第1週から33週報告例 →ファイル 929-2.pdf
麻しんの広域的発生を受け、対応をお願いしているところですが、各種ガイドライン、確保いただきたい検体などをHPに掲載しましたので、お知らせします。
現在、渡航歴のある患者や、その接触者からの麻しん患者の発生が散見されています。広範囲の不特定多数の者に接触した事例についても報じられており、和歌山市においても第33週に1名の届出がありました。今後も広範な地域において麻しん患者が発生し、医療機関を受診する可能性があります。
全国的にも、届出数が増加していることから、今後の発生動向と、発熱や発しんを呈する患者が受診した際は予防接種歴の確認など、ご留意いただきますようお願いいたします。
なお、「麻しん」と臨床診断した場合は直ちに情報提供いただくとともに、精度の高い麻しんの検査診断と感染防止対策を進めるために、PCRによる行政検査を行いますのでぜひ急性期の検体採取にもご協力お願いいたします。
麻しんの届出がありましたので情報提供いたします。
● 23歳 女
発病日 8/9~ 発熱・発疹・ 咳・ 鼻汁・結膜充血・眼脂・肺炎
予防接種歴 不明
診断日 8/17 PCRによる検査診断(咽頭ぬぐい液・血液)
現在、接触者については健康観察を実施していますが、臨床上「麻しん」が疑われる患者を診療した場合は直ちに情報提供いただきますようご協力お願いいたします。
医療機関より臨床上麻しんを疑う患者の情報提供をいただきました。
行政検査PCRの結果、咽頭、血液ともに陽性
その後、遺伝子型の検査を実施したところ
A型ワクチン株と判明したため発生届取下げとなりました。
●1歳4M 男
発病 12/21~発熱・ 咳・ 鼻汁 12/22~ 発疹
予防接種歴 H27/12/14
上記、届出取下げ事例がありましたので情報提供いたします。
この度、世界保健機関により日本が麻しん排除状態にあることが認定されましたのでお知らせします。
●麻しん患者報告数推移→ファイル 826-1.pdf
●WPROプレス →ファイル 826-2.pdf
新たな届出がありましたので情報提供いたします。
●9歳 女 発病 5/24 発熱・ 咳・ 鼻汁 予防接種歴 なし
和歌山市において1週~21週で23件の届出があります。
18例目~23例目は、いずれも予防接種歴なし、もしくは不明の方々で家族内での集団発生です。
臨床上「麻しん」が疑われる患者を診療した場合は直ちに情報提供いただきますようご協力お願いいたします。
本日、新たな届出がありましたので情報提供いたします。
●【19例目】 7歳 男 接種歴なし 5/12~発熱・咳・鼻汁 5/17~発疹
●【20例目】26歳 女 接種歴不明 4/27~発熱・咳・鼻汁 5/4~発疹
●【21例目】14歳 女 接種歴M1 (修飾麻しん) 5/16~ 咳
●【22例目】23歳 男 接種歴不明(修飾麻しん) 5/12~ 発熱・咳・鼻汁
和歌山市において1週~20週で22件の届出があります。
上記症例は18例目に関連した集団発生と考えられます。
20例目が初発患者で、その10日後以降にその家族及び接触者が発症しています。
臨床上「麻しん」が疑われる患者を診療した場合は直ちに情報提供いただきますようご協力お願いいたします。
本日、新たな届出がありましたので情報提供いたします。
●4歳 女 発病 5/11 発熱・発疹・ 咳・ 鼻汁・コプリック斑・肺炎合併
予防接種歴 なし
和歌山市において1週~20週で18件の届出があります。
現時点の調査では、以前から届出のあった集団とのあきらかな疫学的リンクは認められていません。
臨床上「麻しん」が疑われる患者を診療した場合は直ちに情報提供いただきますようご協力お願いいたします。