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風しん抗体検査をEIA法で行う場合の取り扱い

先日、風しん抗体検査(HI検査)時に使用するガチョウ血球の入手が極めて困難になってきており、この時期の検査依頼の増大に対応できないことが予想される情報がありました。
この度、厚生労働科学研究費補助金新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業「ワクチンにより予防可能な疾患に対する予防接種の科学的根拠の確立及び対策の向上に関する研究(研究代表者 大石和徳)」より、妊娠初期の風しん検査でHI抗体に代えてEIA法による風しん抗体の測定を行う場合の換算表等が提言されましたのでお知らせします。

■妊娠初期の風しん抗体検査をEIA法で行う場合の取り扱いについて(緊急提言)ファイル 564-1.pdf

5類感染症(全数把握疾患)

9Wにおいて届出がありましたのでお知らせします。
●後天性免疫不全症候群(AIDS) 40歳代 男性

風しん (検査診断)

8Wにおいて「風しん」の届出がありましたのでお知らせします。
● 20歳 男性 PCRによる検査診断(発症日2/20) ・ 予防接種歴 なし
※平成25年 市内で初めての届出となります。平成24年 届出数は7件です。

風しん抗体検査(HI検査)

現在、全国的に風しんが流行しております。各種風しん検査のうち、HI検査においては検査時に使用するガチョウ血球の入手が極めて困難になってきており、平成25年3月以降、妊婦検診と学校検診や事業主検診の時期が重なる検査依頼の増大に対応できないことが予想される情報がありましたのでお知らせします。

※風しんが疑われる患者の診断時は、EIAによるIgMの検出での検査診断及び行政検査(PCR)にて対応いたしますので、直ちに情報提供いただきますようお願いします。

5類感染症(全数把握疾患)

7Wにおいて届出がありましたのでお知らせします。
●後天性免疫不全症候群(無症状病原体保有者) 20歳代 男性

クロイツフェルト・ヤコブ病(五類感染症)

5Wにおいて届出がありましたのでお知らせします。
●クロイツフェルト・ヤコブ病(古典型) 60歳代 男性

5類感染症(全数把握疾患)

52Wにおいて届出がありましたのでお知らせします。
●後天性免疫不全症候群(AIDS) 40歳代 男性
●アメーバ赤痢(腸管アメーバ) 30歳代 男性

クロイツフェルト・ヤコブ病(五類感染症)

50Wにおいて届出がありましたのでお知らせします。
●クロイツフェルト・ヤコブ病(古典型) 60歳代 女性

5類感染症(全数把握疾患)

49Wにおいて届出がありましたのでお知らせします。
●後天性免疫不全症候群 60歳代 男性
●梅毒 60歳代 男性

感染性胃腸炎(警報)

感染症発生動向調査45W(11/05~11/11)において感染性胃腸炎が180の報告を受け定点当り20.00となり警報基準値(20)となりました。
10月下旬ごろから、学校、保育施設、高齢者施設等において集団発生が報告されノロウィルスが検出されています。今シーズンは比較的早く増加傾向が認められます。
今後の発生動向にご留意いただくとともに、各家庭、また施設、学校等における集団生活においての感染予防対策のご指導および院内感染対策の徹底をしていただきますようお願いいたします。