ウイルスサーベイランスを実施している検体の中からB型インフルエンザ遺伝子が検出された検体をウイルス分離しましたので、検出結果をお知らせします。
■ 44W採取の2検体、いずれも Victoria系統
和歌山市内の医療機関の方に対して感染症に関する速報配信を行っています
ウイルスサーベイランスを実施している検体の中からB型インフルエンザ遺伝子が検出された検体をウイルス分離しましたので、検出結果をお知らせします。
■ 44W採取の2検体、いずれも Victoria系統
市内医療機関よりインフルエンザの情報があった3検体についてPCR検査を実施しましたのでお知らせします。
■ 2検体 迅速キットB(+) PCR検査 B
■ 1検体 迅速キット 陰性 PCR検査 陰性
35Wにおいて市内医療機関よりインフルエンザの情報があり、PCR検査を実施しましたのでお知らせします。
●患者 幼児 男性 発症日8/23 初診日8/25 発熱・熱性痙攣 渡航歴なし
迅速キットA(+) PCR検査 A/H1N1(2009)
平成27年度のインフルエンザHAワクチン製造株が下記のとおり決定しました。
来シーズン(2015/16)よりA型株2価、B型株2価の4価のインフルエンザHAワクチンが導入されることとなりましたのでお知らせします。
【A型株】
A/カリフォルニア/7/2009(X-179A)(H1N1)pdm09
A/スイス/9715293/2013(NIB-88)(H3N2)
【B型株】
B/プーケット/3073/2013(山形系統)
B/テキサス/2/2013(ビクトリア系統)
和歌山市内において今シーズンのインフルエンザ流行は、昨年12月初旬より始まり、中旬には注意報、下旬には警報となり、2月上旬ぐらいまで続きました。現在も少数になりましたが報告を受けています。注意報としては昨シーズンより4週程度早く、警報としては、2011-12シーズンから3年ぶりの流行警報となり大きな流行となりました。
この度、国立感染症研究所より全国的な今冬のインフルエンザの状況がまとめられましたので、お知らせします。
■今冬のインフルエンザ(2014/15シーズン)→ファイル 834-1.pdf
和歌山市では平成26年第52週(12月22日~28日)の感染症発生動向調査で、インフルエンザの定点あたり報告数が警報レベルの基準値(30)を超え、32.07 となりました。
注意報としては昨シーズンより4週程度早く、警報としては、2011-12シーズンから3年ぶりの流行警報となり、今シーズンは急激な増加となっています。
今後さらに大きな流行の可能性があります。今後も、インフルエンザサーベイランスの動向にご留意ください。
■和歌山市インフルエンザサーベイ
和歌山市では51Wの感染症発生動向調査で、インフルエンザの定点あたり報告数が注意報レベルの基準値(10)を超え、10.53 となりました。
今シーズンは昨シーズンより2週早い時期(50W)の流行入りで、注意報としては4週程度早く急激な増加となっています。また、施設等における集団発生や学校等の学級閉鎖等の報告も増加しているため、今後さらに大きな流行の可能性があります。今後の動向にご留意ください。
■和歌山市インフルエンザサーベイ
和歌山市では平成26年第50Wの感染症発生動向調査で、インフルエンザの定点あたり報告数が 3.87 となりました。流行開始の目安としている1.00を上回ったことから、今年もインフルエンザが流行シーズンに入ったと考えられます。
今年は、昨シーズンより2週、早い時期の流行入りとなっています。
報告数増加とともに、学校の学級閉鎖等の報告も増加しているため、今後さらに大きな流行の可能性があります。今後の動向にご留意ください。
■和歌山市インフルエンザサーベイ
市内医療機関よりインフルエンザの情報があった17検体についてPCR検査を実施しましたのでお知らせします。
■ 16検体 迅速キットA(+) PCR検査 A/H3(香港)
■ 1検体 迅速キットB(+) PCR検査 陰性
2014/15 年シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は42 週以降増加が続いています。全国の48 週の定点当たり報告数は1.90となり、全国的な流行開始の指標である1.00を初めて上回りました。都道府県別では岩手県(10.52)、福島県(6.41)、埼玉県(5.05)、神奈川県(4.04)、東京都(3.62)、千葉県(2.90)、奈良県(2.67)、長崎県(1.93)の順となっています。
和歌山市内の定点当たり報告数は0.47ですが、前週より報告数が増加しています。
48 週 和歌山市 0・47 48 週 和歌山県 0・49