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重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

この度、中国において2009年頃より発生が報告され、2011年に初めて原因ウイルスが特定された新しいダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome: SFTS)」の症例(患者1名:昨秋に死亡。最近の海外渡航歴なし。)が、国内において確認されました。
今後、下記の要件に該当する患者を診察した場合、情報提供いただきますようお願いいたします。
《情報提供を求める患者の要件》
 38度以上の発熱と消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血のいずれか)を呈し、血液検査所見で血小板減少(10万/mm3未満)、白血球減少(4000/mm3未満)及び血清酵素(AST、ALT、LDHのいずれも)の上昇が見られ、集中治療を要する若しくは要した又は死亡した者。
ただし、他の感染症によること又は他の病因が明らかな場合は除く。

厚生労働省 報道発表資料
■重症熱性血小板減少症候群について→ファイル 545-1.pdf
■重症熱性血小板減少症候群に関するQ&A→ファイル 545-2.pdf
■国内で初めて診断された重症熱性血小板減少症候群患者→ファイル 545-3.pdf