感染症対策は医療機関、施設、保育所、幼稚園、学校、行政など関係機関が多岐にわたります。
また、地域についても和歌山市内のみならず、広域的に連携していく事が重要です。 「和歌山市感染症対策ネットワーク」は市内の感染症予防及び感染拡大防止に携わる多くの関係者及び関係団体等と連携し活動しています。

広域的には、県内専門医療機関のネットワークである「和歌山感染危機管理支援ネットワーク」(WaICCS)とも連携し、地域全体の感染症対策の向上を図ることを目的としています。

 

普及啓発
  1. 市民に対して感染症の正しい知識を普及啓発します。
  2. 最新の発生動向などを関係機関と迅速に情報を共有します。
  3. 感染症対策の基礎や感染症患者発生時の対応など研修会・訓練などを行います。
発生動向調査
  1. 感染症の発生動向を把握し情報共有します。
  2. 抗微生物薬の使用状況調査や耐性菌サーベイランスなどを実施します。
感染予防・管理
  1. 医療機関における院内感染の感染症対策の充実を図るとともに、相互ラウンド等による支援や相談体制を充実させます。
  2. 学校や施設における感染予防対策の向上を図ります。
  3. 和歌山感染危機管理支援ネットワーク(WaICCS)とも連携し相談支援を行います。
抗微生物薬の適正使用
  1. 抗微生物薬の適正使用を各関係機関と共有し、普及啓発を行います。
災害対策
  1. 避難所等における感染症発生モニタリングや支援の方法、またマニュアル作成などの災害時感染症対策体制を構築します。