全国でA型肝炎の患者報告数が、平成19年以降は年間150例前後で推移してきましたが、本年は、第9週までに102例の届出があります。和歌山市においても年間1~2例で推移していますが、本年は9週までに2例の届出を受けています。
また、患者の糞便検体を確保し病原体の検査及び疫学調査を実施していますが、現時点では全てが共通の株での流行ではなく、感染源等を調査中です。
つきましては、現在のA型肝炎の発生状況を鑑み、A型肝炎患者を診療した場合は直ちに届出頂くとともに糞便検体の確保についてもご協力お願いいたします。