和歌山市感染症発生動向調査によると第3週(1/13~1/19)においてインフルエンザの報告が205(定点当り患者数13.67)となり注意報レベル(10)を超えました。
今シーズン、第52週ごろから流行の兆しがあり、第1週ごろからは高齢者施設等における集団発生も複数報告を受けています。また、第4週に入り小学校等の学級閉鎖等の報告も急増しているため、今後さらに大きな流行の可能性があります。
また、流行株については、昨シーズンはA/H3の流行でしたが、今シーズンについては A/H1(pdm09)・ A/H3(香港型) いずれも同等に検出されており、混合流行の様相がうかがわれ、全ての年齢の方が注意する必要があります。
現在、入院例については10歳未満の症例がほとんどで、いずれもA/H1が検出されています。小児の重症化についても、ご留意いただきますようお願いします。