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日本紅斑熱(3例目)

日本紅斑熱 の届出がありましたのでお知らせします。
●70歳代 男性 届出11/4  行政検査(PCR)にて 確認

日本紅斑熱は、和歌山県では毎年数件~十数件程度、主に県南部を中心に春から晩秋にかけて報告があります。これまで和歌山市内での届出はなく、今年度、40W・41W・44Wに3例の届出があり、いずれも潜伏期間内の旅行歴はなく、市内周辺での感染の可能性が考えられます。
当感染症は紅斑熱を引き起こすリケッチアを保有するマダニに刺咬されることにより感染し、高熱・発疹・刺し口などの症状を呈します。
適切な治療が遅れると重症化することがあり、予防と早期発見・早期治療が重要です。
感染が疑われる症例があった場合は情報提供いただきますようお願いたします。

国立感染症研究所  日本紅斑熱