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新型インフルエンザ サーベイランス体制の変更について

国内において、新型インフルエンザ(A/H1N1)が発生してから続いていた流行の波は収束しつつあります。しかし、まだインフルエンザが流行しやすいシーズン中でもあり、再度流行が拡大する可能性も否定できず、現時点では引き続き対策を続けていくことが必要と考え、平成22年3月26日、厚生労働省よりサーベイランス体制(三訂版)が改定され、次のとおり運用を一部変更しましたのでお知らせいたします。つきましては、次のとおり引き続きご協力いただきますようよろしくお願いいたします。

○ クラスター(集団発生)サーベイランス 発生動向が上昇に転じるまで休止

○ インフルエンザ様疾患発生報告     継続実施
○ ウイルスサーベイランス          継続実施
○ インフルエンザサーベイランス      継続実施  

○ インフルエンザ入院サーベイランス   インフルエンザ重症サーベイに移行

○ インフルエンザ重症サーベイランス
■連絡基準
①新型インフルエンザ(H1N1)に限らず、インフルエンザの患者のうち、重症化した患者(急性脳症、人工呼吸器装着、ICU入室の患者)の入院を確認した場合
②入院の有無にかかわらずインフルエンザ患者の死亡を確認した場合

(上記患者に対しては、病原体の確認も行いますので、検体の確保のご協力お願いいたします。)
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