第35週(8月25日〜8月31日) |
ヘルパンギーナ・咽頭結膜熱・手足口病 |
ヘルパンギーナは11件から8件にやや減少,「咽頭結膜熱(プール熱)」は3件から2件と横ばい,「手足口病」も7件から8件と横ばい状態です。残暑が厳しいせいでしょうか、全体としては,3大夏風邪の流行のピークは過ぎつつあるようですが、例年と比較すると減少のスピードが遅い印象を受けます。いずれも、学校へ行くまでの幼児で報告されています。 |
麻疹(はしか) |
和歌山市の「麻疹(はしか)」は,第28週のピーク時の16件からは減少していますが, 第31週で6件, 第32週5件, 第33週6件, 第34週6件と横ばい状態でしたが、第35週で葉2件でした。このまま終息することを願っています。年齢別では, 1歳未満1件,2歳が1件です。また、成人麻疹は25〜29歳で1件の報告でした。 |
学校・幼稚園がはじまりました。集団生活の中で流行しないよう,予防接種がまだの人は体調のよいときに予防接種を受け,感染を予防しましょう。 |
感染症対策で最も有効な予防法は予防接種です。 麻疹や風疹は予防接種で感染を予防できます。いずれも満1歳〜満7歳6か月になるまでの間にかかりつけ医で接種できます。 満1歳になったら,できる限り早く麻疹の予防接種を! 引き続き風疹の予防接種を! また,7歳6か月を過ぎた方でまだ予防接種を受けていない人では,任意接種(有料)になりますが,大きくなってから罹患することを予防するためにも接種することをお勧めします。かかりつけ医にご相談ください。 |
マイコプラズマ肺炎 |
第32週で4件,第33週では0件,第34週では3件の報告でした。第35週では和歌山市でも県内にも報告はありませんでした。 |
感染性胃腸炎 |
例年、8月から9月にかけては、10件から20件程度の報告なのですが、今年は20件から50件と例年の2倍程度の報告が続いています。 → 感染性胃腸炎 |