第34週(8月18日〜8月24日) |
ヘルパンギーナ・咽頭結膜熱・手足口病 |
ヘルパンギーナは24件から11件に減少,「咽頭結膜熱(プール熱)」は2件から3件と横ばい,「手足口病」は3件から7件とやや増加しました。全体としては,3大夏風邪の流行のピークは過ぎつつあるようです。 全国的に,「咽頭結膜熱」は例年よりかなり多く報告されていましたが,第29週にピークを示し,第30週より減少傾向となっています。 |
麻疹(はしか) |
和歌山市の「麻疹(はしか)」は,第28週のピーク時の16件からは減少していますが, 第31週で6件, 第32週5件, 第33週6件, 第34週6件と横ばい状態が続いています。注意が必要です。年齢別では, 1歳未満2件,1歳・2歳・5歳で1件ずつ, 10〜14歳が1件です。また、成人麻疹の報告はありませんでした。 |
まもなく学校・幼稚園がはじまります。集団生活の中で流行しないよう,予防接種がまだの人は体調のよいときに予防接種を受け,感染を予防しましょう。 |
感染症対策で最も有効な予防法は予防接種です。 麻疹や風疹は予防接種で感染を予防できます。いずれも満1歳〜満7歳6か月になるまでの間にかかりつけ医で接種できます。 満1歳になったら,できる限り早く麻疹の予防接種を! 引き続き風疹の予防接種を! また,7歳6か月を過ぎた方でまだ予防接種を受けていない人では,任意接種(有料)になりますが,大きくなってから罹患することを予防するためにも接種することをお勧めします。かかりつけ医にご相談ください。 |
マイコプラズマ肺炎 |
第32週で4件,第33週では0件,第34週では3件の報告でした。年齢別では,6−12か月,1歳,2歳でそれぞれ1件ずつでした。県内では,岩出で3件,新宮で3件の報告です。 |