第30週(7月21日〜27日) |
ヘルパンギーナ |
「ヘルパンギーナ」の報告が減少していますが,引き続き和歌山市をはじめ海南・岩出・田辺・高野口・湯浅・新宮で警報が発令されています。注意が必要です。和歌山市では、第27週〜29週と横ばい状態でしたが,先週は半減しました。0歳から7歳以下が殆どで,10-14歳では1件の報告でした。、特に1歳から4歳で多く報告されています。 |
咽頭結膜熱(プール熱) |
「咽頭結膜熱(プール熱)」が増加しつつあります。海南・高野口に引き続き新たに海南でも警報が発令されています。和歌山市でも横ばいからやや増加の傾向です。 |
手足口病 |
「手足口病」がやや増加の傾向です。 |
「ヘルパンギーナ」「咽頭結膜熱(プール熱)」「手足口病」は3大夏かぜといわれています。7月から8月がピークで、殆どが乳幼児です。突然高熱が出たり,口の中の発疹で食事が取れなかったりし,脱水傾向になります。水分補給を十分にしてください。小さい子どもさんの健康管理,十分に注意して,早めの受診,適切なケアをこころがけましょう。 |
麻疹(はしか) |
和歌山市の「麻疹(はしか)」は,第27週で11件,第28週で16件、第29週で9件でしたが,第30週では3件と,減りつつあります。年齢別では,1歳未満1件,5歳2件でした。また,成人麻疹は1件(15-19歳)報告がありました。予防接種未接種者で未感染の人は予防接種をおすすめします。 |
感染性胃腸炎 |
「感染性胃腸炎」はさらに減少傾向を示しています。 |
感染症対策で最も有効な予防法は予防接種です。 麻疹や風疹は予防接種で感染を予防できます。いずれも満1歳〜満7歳6か月になるまでの間にかかりつけ医で接種できます。 満1歳になったら,できる限り早く麻疹の予防接種を! 引き続き風疹の予防接種を! また,7歳6か月を過ぎた方でまだ予防接種を受けていない人では,任意接種(有料)になりますが,大きくなってから罹患することを予防するためにも接種することをお勧めします。かかりつけ医にご相談ください。 |