和歌山市感染症情報センター

Wakayama City Infectious Disease Surveilance Center


今注目の感染症!      第29週(7月14日〜20日)
 


 ヘルパンギーナ
全県的に「ヘルパンギーナ」が急増しており,和歌山市をはじめ海南・岩出・田辺・高野口・湯浅で警報が発令されています。注意が必要です。和歌山市では、第27週に急増し、以降は横ばい状態です。赤ちゃんから7歳以下で、1歳で最も多く報告されています。


 咽頭結膜熱(プール熱)
咽頭結膜熱(プール熱)」が増加しつつあります。 高野口・御坊保健所管内で警報が継続発令されています。
和歌山市では、3件のみで大きな動きはありません。


 麻疹(はしか)
和歌山市の「麻疹(はしか)」は,第27週で11件,第28週で16件、第29週で9件(1歳未満3件、1−6歳で5件,10−14歳で1件)、また、成人麻疹は2件(20-24歳1件、25-29歳1件)報告されています。


 感染性胃腸炎
感染性胃腸炎は、第27週に減少してからはほぼ横ばい状態ですが、報告数は以前多い感染症です。

 小・中学校などでは夏休みに入ります。規則正しい生活(バランスのとれた栄養・適切な運動と休養)は、感染症予防の第一歩です。健康に気を配って、楽しい夏休みを過ごしてください。発熱時など,体調不良の時は無理をせず,早めの受診をこころがけましょう。

 感染症対策で最も有効な予防法は予防接種です。
麻疹や風疹は予防接種で感染を予防できます。いずれも満1歳〜満7歳6か月になるまでの間にかかりつけ医で接種できます。
 満1歳になったら,できる限り早く麻疹の予防接種を! 引き続き風疹の予防接種を!

 また,7歳6か月を過ぎた方でまだ予防接種を受けていない人では,任意接種(有料)になりますが,大きくなってから罹患することを予防するためにも接種することをお勧めします。かかりつけ医にご相談ください。




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