このたびC型ウイルス性肝炎の「インターフェロンフリー治療(ダクラタスビル及びアスナプレビル併用療法)」が平成26年9月2日に薬価収載されたことに伴い、肝炎治療費助成制度の対象に追加されました。
【対象者】
HCV-RNA陽性のC型慢性肝炎又はChild-Pugh分類AのC型代償性肝硬変で、インターフェロンを含まない抗ウイルス治療を行う予定、又は実施中の者のうち、肝がんの合併のないもの。
【利用回数】
助成回数は1回のみの助成となります。
(ただし、過去にインターフェロン[(ペグ)インターフェロン製剤単独、リバビリンとの併用療法及びプロテアーゼ阻害剤を含む3剤併用療法]の治療歴がある方も助成の対象となります。)
※インターフェロンフリー治療の医療費助成に係る診断書は、次のいずれかに該当する医師のみが作成可能です。
- 一般社団法人日本肝臓学会肝臓専門医
- 肝疾患診療連携拠点病院又は肝疾患に関する専門医療機関において肝疾患診療を行っている一般社団法人日本消化器病学会専門医で、和歌山県が指定する研修会を年1回以上受講し、和歌山県に登録した者
- 肝炎医療費助成に対する診断書を過去1年間に5件以上作成している医師で、和歌山県が指定する研修会を年1回以上受講し、和歌山県に登録した者
※インターフェロンフリー治療は平成27年3月31日までに申請を行う場合、医療費助成開始日を平成26年9月2日(保険適応開始日)まで遡ることが出来ます。
制度の詳細については、「
肝炎治療費助成制度(肝炎対策特別促進事業)」をご確認ください。
ご不明な点は下記までお問合せください。