予防接種
子宮頸がん
予防ワクチン
(ヒトパピローマウイルスワクチン)
ワクチンを受ける時期
高校1年相当の年度の3月31日まで、定期予防接種として無料で接種することができます。
※高校1年相当の方は、1回目の接種を9月中に開始しましょう。
接種回数
※1 1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。
※2・3 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。
病気の説明
子宮頸がんは、発がん性のヒトパピローマウイルス(HPV)に感染し数年~数十年後に前がん病変を経て、子宮頸がんを発症すると考えられています。なお、HPVは一般に性行為を介して感染することが知られています。若い年齢層で子宮頸がんを発症する割合が比較的高く、年代別にみた子宮頸がんを発症する割合は、20代から上昇し、40代でピークを迎え、その後徐々に下降していきます。
ワクチンについて
子宮頸がんおよびその前がん病変、外陰上皮内腫瘍、尖圭コンジローマなどの発症に関係しているHPVのうち、HPV6、11、16、18、31、33、45、52、58型の感染を予防するワクチンです。その中でも、子宮頸がんの原因の80~90%を占める、7種類のHPVの感染を予防することができます。
ただし、ワクチンで感染を防げないタイプのウイルスがあり、また、一度感染したウイルスを排除する効果はないため、接種後も定期的な子宮頸がん検診の受診が必要です
厚生労働省のホームページ「9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)について
ワクチンの副反応について
まれですが、重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状)※1が起こることがあります。
| 発生頻度 | 9価ワクチン (シルガード9) |
|---|---|
| 50%未満 | 疼痛※ |
| 10~50%未満 | 腫脹※ 紅斑※ 頭痛 |
| 1~10%未満 | 浮動性めまい 悪心 下痢 そう痒感※ 発熱 疲労 内出血※ など |
| 1%未満 | 嘔吐 腹痛 筋肉痛 関節痛 出血※ 血腫※ 倦怠感 硬結※ など |
| 頻度不明 | 感覚鈍麻 失神 四肢痛 など |
※接種した部位の症状
重いアレルギー症状:呼吸困難やじんましん等(アナフィラキシー)、神経系の症状:手足の力が入りにくい(ギラン・バレー症候群)、頭痛・嘔吐・意識低下(急性散在性脳脊髄炎(ADEM))等引用:厚生労働省(小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ)
(参考)厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)
受け方
かかりつけ医が市外にある場合などやむを得ず、市外での接種を希望される場合
(※)市外(県内市町村)の医療機関での接種を希望される方
事前にご連絡いただくことにより、和歌山県内の接種協力医療機関で、予防接種を受けることができます。
接種を希望される方は、事前に「和歌山市保健所 保健対策課」までご連絡お願いします。
(※)県外の医療機関での接種を希望される方
接種を受ける前に「定期予防接種依頼書発行申請書」を提出していただく必要があります。
予診票について(令和8年度)
- 小学校6年
令和8年7月に個別に予診票を送付予定です。 - 中学校1年生
令和8年2月に個別に予診票を送付しています。 - 中学校2年
令和7年2月に個別に予診票を送付しています。 - 中学校3年
令和6年2月に個別に予診票を送付しています。 - 高校1年相当
令和4年度に市内の小中学校を通して予診票を配布しています。
※予防接種を受ける際は、保護者の同伴が必要になります。
ただし、接種を受けようとする者が13歳以上16歳未満の場合は、接種の注意事項をよくお読みの上保護者の署名があれば同伴なしでも接種可能となります。署名がなければ予防接種は受けられません。
●16歳以上の方については、本人の同意(署名)で接種を受けることができます。
予防接種を受ける前の一般的注意事項
- ワクチン接種後に注射による痛みや心因性の反応等による失神があらわれることがありますので、接種後30分程度は体重を預けることのできる背もたれのあるソファに座るなどしてなるべく立ち上がらないようにしてください。
- 妊娠中もしくは妊娠している可能性がある場合には原則接種できません。
- 予防接種は、体調の良い時に受けるのが原則です。
- 医療機関での体温が37.5度以上である場合は受けることができません。
- 1か月以内に病気にかかった場合、病気の種類によっては一定の期間あけないと接種できない場合があります。
- 家族や友人、知人などが感染症(麻しん、風しん、水痘など)にかかっている場合、観察期間が必要なことがあります。
(厚生労働省作成リーフレット)
他の予防接種との間隔
ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種(HPVワクチン)接種後の症状に関する相談窓口について
-
医療・救済制度などに関すること
和歌山市保健所 保健対策課 感染予防対策グループ ℡073-488-5118 -
学校生活に関すること
和歌山市教育委員会 学校支援課 ℡073-435-1139 (※和歌山県立中学校・⾼等学校につきましては、和歌山県教育庁学校教育局健康体育課にご相談ください。℡073-441-3700)
ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種(HPVワクチン)接種後に生じた症状に係る協力医療機関について
協力医療機関:和歌山県立医科大学附属病院、日本赤十字社和歌山医療センター
※協力医療機関の受診については、接種医師又はかかりつけ医師にご相談ください。
今までの経緯
(※)平成25年度第2回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会(6月14日開催)において、ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が本ワクチンの接種後に特異的に見られたことから、同副反応の発生頻度等がより明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではない、とされました。
この度、令和3年11月に、厚生労働省より、「HPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められた。また、HPVワクチンの積極的勧奨を差し控えている状態については、引き続きHPVワクチンの安全性の評価を行っていくこと、接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関の診療実態の継続的な把握や体制強化を行っていくこと、都道府県や地域の医療機関等の関係機関の連携を強化し地域の支援体制を充実させていくこと、HPVワクチンについての情報提供を充実させていくこと、などの今後の対応の方向性も踏まえつつ、当該状態を終了させることが妥当とされたところである。」と通知がありました。
(厚生労働省通知)
ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種の今後の対応について【令和3年11月26日付け通知】(外部サイト)
お問い合わせ
TEL 073-488-5118 / FAX 073-431-9980