宇宙食から生まれた食品の衛生管理手法を家庭へ取り入れ、食品の購入から保存・下準備・調理・食事・後かたづけと食事の流れに沿って食品の衛生管理を!!!
- 肉、魚、野菜などの生鮮食品は新鮮な物を。
- 表示のある食品は、賞味期限などを確認する。
- 購入した食品は、肉汁や魚などの水分が漏れないようにビニール袋などにそれぞれ分けて包み、持ち帰る。
- 特に、生鮮食品などのように冷蔵や冷凍などの温度管理の必要な食品の購入は、買い物の最後にし、購入したら寄り道せず、まっすぐ持ち帰る。
- 冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったら、すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れる。
- 冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎに注意。目安は、7割程度。
- 冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は、-15℃以下を目安に維持する。(温度管理とともに、早めに使いきるようにしましょう。)
- 肉や魚などは、ビニール袋や容器に入れ、冷蔵庫の中の他の食品に肉汁などがかからないように。
- 食品を流し台の下に保存する場合は、水漏れなどに注意。また、直接床に置かない。
- 台所のチェック。ゴミは捨ててありますか?タオルやふきんは清潔なものと交換してありますか?石鹸は用意してありますか?
- 丁寧に手を洗う。
- 生の肉や魚、卵をとり扱った後には、また、手を洗う。途中で動物に触ったり、トイレに行ったり、おむつを交換したり、鼻をかんだりした後の手洗いも大切。
- 肉や魚などの汁が、果物やサラダなど生で食べるものや調理の済んだ食品にかからないように注意する。
- 生の肉や魚を切った後は、洗ってから熱湯をかけたのちに使うことが大切です。包丁やまな板は、肉用、魚用、野菜用と別々にそろえて、使い分けるとさらに安全です。
- ラップしてある野菜やカット野菜もよく洗う。
- 冷凍食品などの解凍は冷蔵庫の中や電子レンジで行いましょう。また、水を使って解凍する場合には、機密性の容器に入れ、流水を使いましょう。
- 料理に使う分だけ解凍し、解凍が終わったらすぐ調理する。
- 包丁、食器、まな板、ふきん、たわし、スポンジなどは、使った後すぐに、洗剤と流水でよく洗う。漂白剤に一晩つけ込むと消毒効果があります。洗った後、熱湯をかけたり沸騰すればなお確かです。
- 調理を始める前にもう一度、台所をチェックする。(下準備で台所が汚れていませんか?タオルやふきんは乾いて清潔なものと交換しましょう。そして、手を洗いましょう。)
- 加熱して調理する食品は十分に加熱する。目安は、中心部の温度が75℃で1分間以上加熱することです。
- 料理を途中でやめてそのまま室温に放置すると、細菌が食品についたり、増えたりするので、途中でやめるようなときは、冷蔵庫に入れる。(再び調理するときは、十分に加熱しましょう。)
- 電子レンジを使う場合は、電子レンジ内の容器、ふたを使い、調理時間に気をつけ、熱の伝わりにくいものは、時々かき混ぜることも必要。
- 食卓につく前に手を洗う。
- 清潔な手で、清潔な器具を使い、清潔な食器に盛りつける。
- 温かく食べる料理は常に温かく、冷やして食べる料理は常に冷たくしておく。(目安は、温かい料理は65℃以上、冷やして食べる料理は10℃以下です。)
- 調理前の食品や調理後の食品は、室温に長く放置しない。
(例えば、O157は室温でも15〜20分で2倍に増えます。)
- 残った食品を扱う前にも手を洗う。(残った食品はきれいな器具、皿を使って保存しましょう。)
- 残った食品は早く冷えるように浅い容器に小分けにして保存する。
- 時間が経ちすぎたら、思い切って捨てる。
- 残った食品を温め直すときも十分に加熱する。(目安は75℃以上です。味噌汁やスープなどは沸騰するまで加熱しましょう。)
- ちょっとでも怪しいと思ったら、食べずに捨てる。(口にいれるのは、やめましょう。)
6つのポイントをきちんと行い、家庭から食中毒をなくしましょう。
和歌山市保健所(488-5118)