和歌山市感染症情報センター

Wakayama City Infectious Disease Surveilance Center

令和6年度 結核指定医療機関研修会について

結核の新規登録患者は年々減少していますが、令和5年は全国で10,096人の新規患者が発生するなど、依然として油断ができない状況です。
また、患者数が減少する状況の中、結核への関心が低下し、診断が遅れることも少なくありません。和歌山市では、令和5年の「初診から診断までに1か月以上要した方」の割合が、有症状肺結核患者の37.5%を占めています。
これは、全国の19.8%を上回っており、診断の遅れが課題になっています。
今回、このような課題を踏まえ、次のとおり研修会を開催します。