B型肝炎予防接種が平成28年10月1日から定期の予防接種になりました
平成28年9月30日(定期接種化)以前の接種の取り扱い
- 定期接種の規定に相当する方法で、1回目または2回目の接種が済んでいる方については、定期接種に相当する回数の接種を受けたものとみなし、残りの回数を接種できるものとします。
- 平成28年9月30日以前に、3回接種した方は、既に当該定期接種を3回受けたものとみなします。公費による接種はできません。
病気の説明
- B型肝炎ウイルスの感染によって起こる肝臓の病気です。
- 型肝炎ウイルスへの感染は、一過性の感染で終わる場合と、そのまま感染している状態が続いてしまう場合(キャリア)があります。キャリアになると慢性肝炎になることがあり、そのうち一部の人では肝硬変や肝がんなど命に関わる病気を引き起こすこともあります。
- ワクチンを接種することで体の中にB型肝炎ウイルスへの抵抗力(免疫)ができます。
- 免疫ができることで、一過性の肝炎を予防できるだけでなく、キャリアになることを予防でき、周りの人への感染も防ぐことができます。
※予防接種を受けても、お子さんの体質や体調によって免疫ができないことがあります。
ワクチンと副反応
- 接種箇所が赤くなったり、腫れたり、しこりができたり、痛みを感じたりすることがあります。
- 注射したところだけでなく、熱がでたり、刺激に反応しやすくなったりすることがあります。
- いつもより機嫌が悪かったり、ぐずったり、眠そうにしたりすることがあります。
- 極めてまれに、アナフィラキシー※1、急性散在性脳脊髄炎※2などの重い病気にかかることがあると言われています。
ワクチンを受ける時期
1歳に至るまでの者(1歳の誕生日の前日まで)
※母子感染予防のために抗HBs人免疫グロブリンと併用してB型肝炎ワクチンの接種を受ける場合は健康保険が適用されるため、定期接種の対象外となります。
接種回数
27日以上の間隔をおいて2回接種した後、第1回目の接種から139日以上の間隔をおいて1回接種
受け方
医療機関によっては、予約が必要な場合があります。
医療機関にお電話などで予約・連絡後に受診してください。
持って行く物:母子健康手帳・予診票(家で記入しておきましょう。)
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予防接種を受ける前の一般的注意事項
- 予防接種は体調の良い時に受けるのが原則です。
- 接種会場での体温が37.5度以上である場合は受けることができません。
- 1カ月以内に病気にかかった場合、病気の種類によっては一定の期間あけないと接種できない場合があります。
- 家族やお友達などが感染症(麻しん、風しん、水痘など)にかかっていれば、観察期間が必要なことがあります。
他の予防接種との間隔
規定はありません。
お問い合わせ先:和歌山市保健所保健対策課 感染予防対策グループ рS88−5118