和歌山市感染症情報センター

Wakayama City Infectious Disease Surveilance Center

和歌山市 結核の状況

医師は診察の結果、結核と診断すると、二類感染症として直ちに最寄りの保健所に届出ることが義務づけられています。その情報を基に患者発生届出数等を、和歌山市から国へ報告され、国から全国集計結果が還元されます。その結果を全国・和歌山県・和歌山市の単位で分析、評価を行っています。

結核は毎年全国で約1万7千人が罹患し、和歌山市においても平成29年は56人の方が新たに発病しています。多くは、結核が蔓延していた時代を過ごした高齢者で、知らない間に感染していて現在、発病する方が多く見受けられます。 平成29年和歌山市の罹患率は15.6となっており、全国の13.3と比較し高くなっています。また、和歌山県の罹患率は14.7と全国で9番目に高くなっています。
新規登録患者数:一年間に新たに結核と診断された人の数
  平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
和歌山市 104 71 91 67 66 47 56
和歌山県 234 185 202 190 150 131 139
全 国 22,681 21,283 20,495 19,615 18,280 17,625 16,789
罹患率:人口10万人に対する新規登録患者の割合
  平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
和歌山市 28.2 19.3 24.9 18.4 18.2 13.0 15.6
和歌山県 23.5 18.7 20.6 19.6 15.6 13.7 14.7
全 国 17.7 16.7 16.1 15.4 14.4 13.9 13.3
喀痰塗抹陽性肺結核罹患率:喀痰の塗抹検査で菌が検出された肺結核患者の罹患率
  平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
和歌山市 6.5 7.1 10.1 8.0 6.1 6.4 6.4
和歌山県 7.2 7.5 7.8 8.2 5.7 6.2 6.2
全 国 6.8 6.5 6.4 6.0 5.6 5.2 5.0
罹患率の年次推移
活動性別に見た新規登録患者 (和歌山市)
  活動性結核 (別掲)
潜在性結核
感染症
総数 肺結核活動性 肺外結核活動性
総数 喀痰塗抹陽性 その他の
菌陽性
肺結核
菌陰性・その他
総数 初回治療 再治療
H29 56 46 23 22 1 20 3 10 21
H28 47 37 23 20 3 9 5 10 23
H27 66 50 22 20 2 22 6 16 19
H26 67 50 29 28 1 18 3 17 15
H25 91 75 37 34 3 31 7 16 37
H24 71 59 26 22 4 23 10 12 75
H23 104 82 24 21 3 37 21 22 136

平成29年の動向
年齢別に見た新規登録患者 (和歌山市)
平成29年 0-4歳 5-9歳 10-14歳 15-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70-79歳 80歳以上
新登録患者数 0 0 0 1 3 3 3 3 14 6 23 56
年齢別罹患率 0.0 0 0 6.0 9.0 7.4 5.8 6.8 26.2 13.3 75.3 15.6
構成割合(%) 0.0 0.0 0.0 1.8 5.4 5.4 5.4 5.4 25.0 10.7 41.1 100.0

※年齢別罹患率:各年齢別人口10万人に対する結核を発病した人の割合を表す。
 (例:80歳代人口10万人に対し、75.3人となります。)
新規登録患者の年齢構成 (和歌山市:H26年)

平成29年の動向
 ・ 年齢構成割合をみると、80歳以上の方が41.1%を占めている。また60歳未満の患者は13人で全体のが23.4%を占めていた。
年齢別罹患率(平成29年)


・ 和歌山県、全国と比較し和歌山市は60歳代、80歳以上の罹患率が高くなっている。

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