今、注目の感染症 2017年 30週

■手足口病　警報！注意しましょう。
　6月中旬頃より急激に増加が始まり、今週もさらに増加し、警報継続しています。詳しくはこちら

■腸管出血性大腸菌感染症（O１５７等）の報告が増えています。
　年間を通じて発生しますが、特に春から夏にかけて多く報告されます。詳しくはこちら
■流行性耳下腺炎（おたふくかぜ）依然、例年に比べ高い報告数で推移。

低　

注意　

流行　　

同水準　

増加傾向　

減少傾向

流行レベル

推移

コメント

インフルエンザ			流行期ではありませんが、少数の報告が続いています。注意しましょう。
ＲＳウイルス感染症			やや減少しましたが、例年に比べ、多く報告されています。今後の動向に注意が必要です。
咽頭結膜熱（プール熱）			春から夏にかけて流行する感染症です。大きな流行はありませんが、まだまだ注意が必要です。
Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎（溶連菌感染症）			春から夏、冬季の2つの時期をピークとして流行がみられます。大きな流行はありませんが、注意が必要です。
感染性胃腸炎（ノロ・ロタなど）			例年に比べ多い報告数で推移してましたが、ほぼ、例年同期の報告数となりました。
水痘（水ぼうそう）			今シーズンの報告数は少数で推移しています。
手足口病			乳幼児を中心に急激に増加しています。６月下旬頃より警報値を越えていますので、注意しましょう。
伝染性紅斑（りんご病）			報告はありません。
突発性発疹			例年の報告数と同水準で推移しています。
百日咳			報告はありません。
ヘルパンギーナ			少数の報告ですが、例年、7月に急に増加してくるため、これからの季節は注意が必要です。
流行性耳下腺炎（おたふくかぜ）			依然、高い報告数で推移しています。引き続き注意が必要です。

麻しん（はしか）	現在、発生はありません	県内発生はありませんが、全国的に例年より高い報告数で推移しています。他府県では海外からの麻しんの感染（渡航歴のある患者）報告が継続しています。また、その患者との接触による集団発生等が、国内各地で起きています。
風しん（３日ばしか）	現在、発生はありません

これまでの注目の感染症