今流行の時期を迎えました。手洗い・うがいの励行,マスクの着用など注意が必要です!
和歌山市内においては、第47週に1例が初報告されたインフルエンザは、第51週には218件、第52週には222件報告され、注意報が発令されました。例年と比較すると非常に早い立ち上がりとなっています。第1週では、冬休みをはさんで132件とやや減少しましたが、第2週では280件と増加しており、流行期に突入、第3週では468件と倍増し、警報が発令されました。第4週は561件でさらに増加しています。第5週に455件とやや減少したものの、引き続き警報は発令中です。 第3週にはいり、市内の小・中学校で学級閉鎖の報告が始まり、学級閉鎖の報告が続いています。
IDWR(第3週)の報告によると、2005年第36週から2006年第3週までの累積患者報告数は281,584人で、年齢別では4歳以下が75,887(27.0%)、5〜9歳が75,719(26.9%)とほぼ同数であり、14歳以下が全体の約66%を占めています。
IDWR(第3週)では,第36週以降,AH3型は555件(83.2%)の分離、AH1型は109件(16.3%)の分離が報告され、拡がりを見せています。これまでのところ殆どがA型(99.6%)であり、その多くがAH3型です。
インフルエンザ流行期を迎えましたので、人出の多い場所への不要な外出は控え,日ごろからの健康管理、うがい、手洗い励行など基本的な生活習慣を大切にしましょう。また、発熱等の症状が出た場合には、早めに受診し、正しい診断と適切な処置をうけましょう。