2005年第1週から第3週まで横ばい状況で警報が継続発令されていましたが、第5週で29件に減少、以降漸減してきていました。第17週で22件とやや上昇、第18週で11件と減少し、その後、増減を繰り返していますが第23週34件、第24週32件と増加に転じました。県内では、田辺管内で17件(定点あたり4.25)の報告があり注意報が発令されています。
年齢別の報告数をみますと,殆どが就学前の年少乳幼児です。
第19週のIDWRでは「定点あたりの報告数は大きく増加」となっています。第16週のIDWRでは、「2004年の定点医療機関からの総報告数は246,655例であったが、1999年4月に感染症法が施行されて以来、大きな変動はない。例年第19〜24週頃に小さなピークを形成し、これから6月にかけて罹患者数が増加すると予想されるが、新年度となり、感受性者の割合が増加している保育施設などの乳幼児の集団生活施設では、特に注意が必要である」とされています。