【5類感染症】 第4週(1月24日〜1月30日) |
「感染性胃腸炎」 2004年の年末よりピークを迎えています。2005年第1週151件,第2週160件,第3週158件,第4週151件と横ばい状態で流行が継続しています。第50週より警報継続発令中。また,「水痘」はやや減少し,警報が解除されました。インフルエンザは第2週2件,第3週6件,第4週21件で増加の兆しあり!県内で最初のインフルエンザウィルス検出はA香港型。集団かぜによる学級閉鎖も紀南地方で増加中。今後の動向に注意を! |
感染性胃腸炎 流行中!警報発令! |
冬場に流行する感染性胃腸炎の流行状況は,下図のとおりです。 |
インフルエンザ 第2週2件,第3週6件,第4週21件でまだ流行なし |
県内では,新宮管内での報告数が比較的多く,集団かぜによる学級閉鎖もでています。今後の動向に注意が必要です。 |
水痘(みずぼうそう) 警報解除されました! |
水痘は年によって流行の時期がかなり大きく変動しています。2004年では,第45週ごろから増加しはじめ、第49週では77件に急増し,流行が続いています。
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手足口病 |
手足口病は,2000年に大流行しました。例年は3大夏風邪のひとつとして夏場に流行するのですが,2004年は,夏にあまり流行せず,涼しくなってから報告が増加しました。10月に入り第41週で14件,以降徐々に増加し,第48週では49件と増加し警報が発令され,第52週まで警報が継続発令されていました。 |
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) 報告数減少傾向か? |
和歌山市では,2004年は,ほぼ平年並みの流行状況でしたが,第41週の24件以降,報告数が増減しながらも平年よりやや多く年末年始にかけて報告数が減少していましたが,第1週11件,第2週16件,第3週は8件,第4週12件と横ばい状況です。 |
A郡溶血性レンサ球菌咽頭炎 |
過去5年平均と比較して流行状況を見ますと,平均と比較して2004年は第16週から28週にかけてやや報告数が多く、その後漸減し,平年並みとなっていましたが,第46週では13件と増加し,以後横ばい状況でした。
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咽頭結膜熱 2004年は第41週(10月4日〜10日)に流行終息 |
2004年は,早期からの流行し,第22週では32件(定点当り3.56)とピークとなりました。以後,第31週まで警報が発令され,以降漸減。第49週以降4件から1件のあいだの報告となっています。 |
ヘルパンギーナ |
「咽頭結膜熱」「手足口病」とともに3大夏風邪のひとつ「ヘルパンギーナ」は,全国的にも和歌山市内でも,5年前(1999年)に大流行しました。 |
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